« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月

2010年6月24日 (木)

スウェーデンの山岳地図

スカンジナビア半島の背骨をなす山岳地帯を、スウェーデンとノルウェーが東西に分け合う。同じ山の続きでも両者の風景はずいぶん違う。端的に表現するなら、西のノルウェー側は垂直方向へ展開するのに対して、東のスウェーデン側は水平方向に広がっている。

それは川の表情でもわかる。東側の山地、特に上流域では、川は広い谷間を自由に悠然と流れ下っていく。途中、谷に沿って細長い湖や湿地が横たわり、水の流れはしばしば停滞する。氷河が置いていったモレーン(氷堆石)が川を堰き止めているのだが、それによって長さ50kmも続くような湖ができるのも、谷の勾配が緩やかな証拠だ。

Blog_sweden_fjall_image1
ラップランドの朝焼け
クヴィックヨック Kvikkjokk 北方、ストゥール・ダフタ湖 Stuor Dáhtá 湖畔から西望
Photo by Trougnouf (Benoit Brummer) at wikimedia. License: CC BY-SA 4.0
 

スウェーデン国土測量庁 Lantmäteriet の地形図はこの山岳地域だけ仕様が異なり、紫色の表紙を付け、「山岳地図 Fjällkartan」の名称で刊行されている。通常の地形図に山岳レジャーの必要情報を追加してあるので、内容としては他国の旅行地図(旅行情報を加えた地形図)と同様のものだ。

ただし、ノルウェーやドイツなどでは、同じエリアで通常の地形図と旅行地図の両方が手に入るが、この国では両者の刊行エリアが明確に分かれている。山地に入って地形図を使うのは、ほとんど山岳レジャーの愛好家だと割り切っているのだろう。

Blog_sweden_fjall_detail1
「スウェーデンの地形図」山野地図の例
27I Kebnekaise 1961年
 

同国の山岳地図のルーツは、1930年代に遡る。このころ旅行や野外生活への関心が高まり始めたことを受けて、16点が刊行されたのが最初だという。

上掲の図は、1961年改訂の1:100,000「ケブネカイセ Kebnekaise」の一部だ。旧 総合地図製作所 Rikets allmänna kartverk (RAK) が製作した「スウェーデンの地形図 Topografiska karta över Sverige」の一図葉で、普通紙の代わりに丈夫なコート紙を使用している。

ケブネカイセは同国の最高峰で、ラップランドの山岳地帯を縦走するトレッキングルートと絡めて訪れる人が多い。頂上尾根には2つのピークがあり、従来、氷河で覆われた南嶺 Sydtoppen(この地図では 2111m)のほうが、岩山である北嶺 Nordtoppen(2097m)より高かった。しかし、気候温暖化により融けて、近年は差が縮小しているという(下注)。

*注 地形図には8月測定値の10年間平均で表示されており、2020年現在の図(「私の地図 Min Karta」)では南嶺が2096mで、北嶺より低くなっている。

1954年から刊行が始まったこの「スウェーデンの地形図」シリーズは、大部分が4色刷で縮尺1:50,000だ。しかし、ノールランド Norrland の内陸部だけは、ぼかし(陰影)を加えた縮尺1:100,000の特別版「山野地図 Fältkarta」として作られた。山影を強調する手描きのぼかしが美しく、暗めの色使いとあいまって北極圏の厳しい自然を彷彿とさせる。

Blog_sweden_fjall1
山岳地図 初期の表紙
 

1985年に、グリーンマップ Gröna kartan、ブルーマップ Blå kartanなど、縮尺別に色名を用いたシリーズ名称がつけられたとき、「山野地図」は、別途「山岳地図 Fjällkartan」としてグループ化された。その後、図郭の拡大が実施され、まとまりのある地域を収めるために、相互に重複が設けられた。図番も、県(レーンLän)コード(下注)と数字連番を組合せたものになった。

*注 県コードは、ストックホルム県をA(現在はAB)としてアルファベットが機械的に付与されている。ただし、ヴェステルボッテン Västerbotten 県はAC、ノールボッテン Norrbotten 県はBD。

この「山岳地図」シリーズでは、上掲のエリアが図番 BD6 「アビスコ=ケブネカイセ=ナルヴィク Abisko-Kebnekaise-Narvik」に含まれた。下図は1994年版だが、見違えるほどトーンが明るくなり、スカンジナビアというより、光が降り注ぐピレネーの山々のようだ。スイスの官製図と同様、ぼかしはハイライト(光の当たる部分)に1色、シャドーにもう1色使っている(下注)ので、その組合せ次第で地図の表情はがらりと変わる。

*注 スイスのぼかし2色法は、「スイスの地形図略史 III-ランデスカルテ」で言及。

Blog_sweden_fjall_detail2
1:100,000山岳地図の例(上掲図と同じ範囲)
BD6 Abisko-Kebnekaise-Narvik 1994年
Blog_sweden_fjall_detail3
同 アビスコ Abisko 周辺
BD6 Abisko-Kebnekaise-Narvik 1994年
 

レジャー情報を記号化し、旅行地図としての体裁が整えられたのは、このシリーズになってからだ。トレールはさらに、標識のある通年用、冬用、夏用のルートと、標識はないが推奨できるルートの4種に分類され、スノーモービルやスキーのルートも描かれる。宿泊施設や休憩場所の記号が細分化され、橋、渡渉地、駐車場、キャラバンサイト、非常電話など、山野歩きに必要な情報が盛り込まれた。

Blog_sweden_fjall_legend
1:100,000山岳地図 凡例の一部
 

旧図では黒の点線のため目立たなかったトレールも、新図では紫色で容易に識別できる。図の左端を南北に走るU字谷に沿って延びているのが、有名な「王様の散歩道(クングスレーデン Kungsleden)」だ。北のアビスコ Abisko から南のクヴィックヨック Kvikkjokk まで、425kmもある長距離ルートで、スウェーデン旅行協会 Svenska Turistföreningen (STF) が1899~1926年に整備して知られるようになった。日本語訳はいかにも詩的だが、散歩道どころか本格的な山岳路であることは、地図を眺めただけでも明らかだ。

図の左下に、散歩道の中継地の一つ、シンギ小屋 Singistugorna がある。本道はさらに南へ続くが、多くの人はここで東へ折れて、標高約840mの鞍部を越える。ケブネカイセの南麓にある登山基地、ケブネカイセ山岳ステーション Kebnekaise fjällstation(図の右下)を目指すのだ。

Blog_sweden_fjall_image2
王様の散歩道
テウサヤウレ Teusajaure 付近
Photo by Alexandre Buisse (Nattfodd) at wikimedia. License: CC BY-SA 4.0
 

「山岳地図」の主要な図葉は、裏面全面が、山岳安全協議会 Fjällsäkerhetsrådet が提供する山岳情報のスペースに充てられている。余白には雄大な山のカラー写真が配され、旅心を誘う。しかし、記述のほとんどがスウェーデン語だ。英語やドイツ語が併記されているのは、地図の凡例を除くと公共アクセス権 Right of public access(下注)に関する注意だけというのが惜しい。

*注 Right of public access to the wilderness の略で、自然享受権とも訳される。

2008年以降、他の地形図シリーズに合わせて、「山岳地図」も表紙が新装された。刊行年月が入れられ、掲載された情報がどの時点のものかがすぐにわかるようになったのは、大きな進歩だ。一方で、地図から受ける印象が違うように思うのは、ぼかしが影を表す1色だけにされたからだろう。1;100,000「山岳地図」シリーズは計25面を数える。

Blog_sweden_fjall2
山岳地図現行表紙
(左)1:100,000 (右)1:50,000
 

これとは別に、スウェーデン中部のイェムトランド Jämtland、ダーラナ Dalarna 両県の山間部では、縮尺1:50,000の山岳地図16面が刊行されている。もともとこのエリアの1:50,000は横長図郭で、レジャー情報の記号も入った特別版だったので、それを転換したものだ。1:100,000「山岳地図」の刊行エリアと重なるのだが、より大縮尺のため、需要が期待されるのだろう。ただし、下図のように、地勢を示すぼかしは付加されず、1:100,000に比べると簡易仕様になっている。

Blog_sweden_fjall_detail4
1:50,000山岳地図の例
Z51 Åre 2006年

2018年6月で 国土測量庁は紙地図の刊行を廃止したが、2020年5月現在、カートブティーケン Kartbutiken などスウェーデン国内の小売商では、「山岳地図」(在庫分?)がまだ販売されている。また、同様の山岳旅行地図には、ノーシュテッツ Norstedts 社の「アウトドア地図 Outdoorkartan」シリーズ(王様の散歩道は1:50,000、他は1:75,000)や、カラソ Calazo 社の1:50,000シリーズなどがある。

次回は、国土測量庁の商業部門が刊行していた道路・旅行地図について。

(2020年5月28日改稿)

■参考サイト
国土測量庁 http://www.lantmateriet.se/
カートブティーケン http://www.kartbutiken.se/
ノーシュテッツ http://www.norstedts.se/
カラソ https://www.calazo.se/kartor/

スウェーデン旅行協会 Svenska Turistföreningen (STF)
http://www.svenskaturistforeningen.se/
山岳安全協議会 Fjällsäkerhetsrådet
http://www.fjallsakerhetsradet.se/

★本ブログ内の関連記事
 スウェーデンの地形図
 スウェーデンの道路・旅行地図と地形図地図帳
 地形図を見るサイト-スウェーデン

 ノルウェーの地形図
 フィンランドの地形図

2010年6月17日 (木)

スウェーデンの地形図

スカンジナビア半島の東側を占めるスウェーデンは、面積、人口とも北欧諸国では最大だ。穀倉地帯である最南部のスコーネ県 Skåne län を別にすれば、森の中に大小無数の湖が点在する氷河期由来の地形がどこまでも続いている。日本の1.2倍ほどあるこの国土を、多様な地形図群がカバーしている。

Blog_sweden_50k_detail1
1:50,000「地形図」の例
3F NO/SO Karlskrona 2003年
 

国の測量機関は、ラントメーテリエト Lantmäteriet(以下「国土測量庁」と訳す)と呼ばれる。デンマークの後を追うようにして、ここも2018年6月限りで紙地図(印刷図)の製作を廃止した。以来、地形図データの提供は、閲覧およびダウンロードが可能なウェブサイトに集約されている。

ただし、デンマークと異なるのは、紙地図が市場から姿を消したのではないことだ。以前から販売を代行していたノーシュテッツ Norstedts 社が、国土測量庁の地形図データを使用して自社企画としての刊行を拡大しており、品揃えは若干変化しているものの、従来式の紙地図もまだ入手できる。

スウェーデンの近代測量は、1805年に陸軍が設置した測量隊 Fältmätningskåren、後の地形隊 Topografiska kåren の手で進められた。この成果をもとに「地形隊地図 Topografiska kårens karta」が編集され、1827年に最初の図葉が完成している。軍用図のため、当初は機密扱いで、公刊されるのは1859年以降だ。

1873年の組織改革で参謀本部地形局 Generalstabens topografiska avdelning の所管となったことから、地図にはその後「参謀本部地図 Generalstabskartan(下注)」の名が定着していく。縮尺は南部および北部沿岸で1:100,000、人口の希薄な北部内陸では1:200,000で、精緻なケバを駆使して地勢が表現されている。水部に青色にした2色刷だが、後に、道路網と行政界を強調するために赤色を加刷した3色刷も作られている。このシリーズは1923年に全国をカバーし、改訂を重ねながら1979年まで流通した。

*注 正式名は「スウェーデンの参謀本部地図 Generalstabens karta över Sverige」(単数形の場合)。

Blog_sweden_100k_detail1
1:100,000参謀本部地図の例
98 Gävle 1937年
Blog_sweden_200k_detail
1:200,000参謀本部地図の例
山地は高度が読み取れる等高線で描写
65 Dufed 1902年
 

一方、中~大縮尺図として利用できるものに、「郡経済地図 Häradsekonomiska kartan」があった。縮尺は南部で1:20,000、北部では1:50,000で(下注)、1859年に作成が開始された。これは軍用図ではなく、徴税に必要な地籍管理を目的とするものだった。そのため、作成していたのは経済地図製作所 Ekonomiska kartverket という文民機関で、作成範囲も比較的土地利用が進んだ地域に限られている。

*注 初期は南部も1:50,000で作られたが、1911年から1:20,000に変更された。

1935年からは、縮尺を南部1:10,000、北部1:20,000に拡大し、名称も「経済地図 Ekonomiska kartan(下注)」とされた。ベースに航空写真を用いたいわゆる写真図で、緑に着色した写真の上に、農地を黄色で塗るという、当時としては斬新なスタイルの地図だ。

*注 正式名称は「スウェーデンの経済地図 Ekonomisk karta över Sverige」(単数形)。

このようにかつて地形図は2系統あったのだが、1894年に参謀本部地形局と経済地図製作所が統合され、総合地図製作所 Rikets allmänna kartverk (RAK) が設置されたことで、所管の一本化が図られた(下注)。

*注 総合地図製作所は設立時、軍の指揮下にあったが、1937年に文民機関に変更。

Blog_sweden_10k_detail
1:10,000経済地図の例
10H 1a Malmköping 1957年
 

現在の国土測量庁は、これに地籍管理部門を統合した新組織として、1974年にイェヴレ Gävle で設立されている。原語のラントメーテリエトは長らく通称だったが(下注)、2008年9月1日に21の地方測量局と統合されたときに、機関の正式名称となった。

*注 正式名称はラントメーテリヴァイケト Lantmäteriverket と言った。verket は英語の (the) work に当たる。

冒頭に述べたように、国土測量庁はすでに紙地図の刊行から撤退しているが、ここではそれまでの間提供されていた地形図体系を概観しておこう。

地形図は、縮尺別のシリーズごとにブランド名がつけられていた。当初はフランスのように表紙の色名が使われたが、1999年から用途に即した名称になった。以下、矢印の左側が旧称(ただし和訳は英語名称を転写)、右側が1999年以降の新称だ。

1:12,500 イエローマップ Gula kartan および 経済地図 Ekonomiska kartan → 土地区画図 Fastighetskartan
1:50 000 グリーンマップ Gröna kartan → 地形図 Terrängkartan
1:100,000および1:50,000山岳地図 Fjällkartan(愛称の変更なし、次回詳述)
1:100,000 ブルーマップ Blå kartan → 道路地図 Vägkartan
1:250,000 レッドマップ Röda kartan → 概観図 Översiktskartan

1:12,500 土地区画図 Fastighetskartan

最も大縮尺の1:12,500「土地区画図 Fastighetskartan」は、地籍図 Registerkartan の機能を備えた地図だ。1:10,000の旧「経済地図」や、それを1/2に縮小した1:20,000「イエローマップ Gula kartan」(1983~95年)を置き換える形で、2000年に導入された。全土を9,807面でカバーし、印刷図は完全受注生産だった。現行のデジタルラスタ地図では、1:5,000~1:20,000のレベルで表示される地図が、この名で呼ばれている。

Blog_sweden_20k_detail
1:20,000イエローマップ
(1993年地図カタログより)
 

1:50,000 地形図 Terrängkartan

Blog_sweden_50k1
1:50,000「スウェーデンの地形図」表紙
 

1:50,000「地形図 Terrängkartan」(下注)は、1:25,000図が存在しないスウェーデンで、店頭に常備される最大縮尺だ。Terrängkartan(テレングカータン)は英語の Terrain maps に当たるので、本稿では直訳で「地形図」としている(下注)。

*注 学術用語としての地形図は、Topografiska kartan(英語の Topographic maps)。

このシリーズのルーツは、旧式の参謀本部地図を置き換えるために、1954年から刊行が開始された「スウェーデンの地形図 Topografiska karta över Sverige」(下注)だ。2色刷の地味な参謀本部地図に対して、等高線に茶色、森林に緑を使った4色刷で、「四色地図 Fyrfärgskartan」の愛称もあった。刊行は1979年に完了している。

*注 基本縮尺は1:50,000だが、ノールランド内陸部では1:100,000の「山野地図 Fältkarta」バージョン(後の「山岳地図 Fjällkartan」シリーズ)として作られた。

Blog_sweden_50k_detail2
1:50,000「スウェーデンの地形図」の例
10H SO Strängnäs 1970年
 

1985年に、各シリーズにブランド名が付されたとき、1:50,000は緑色の表紙で「グリーンマップ Gröna kartan」とされた。

Blog_sweden_50k2
1:50,000地形図表紙
(左)「グリーンマップ」シリーズ(1985年~)
(中)「地形図」シリーズ(1999年~)
(右)「地形図」図郭拡大版(2008年~)
 

地勢表現は等高線のみだが、間隔は低地5m、高地10mと、この縮尺としては高い精度をもつ。日本の20m間隔の等高線を見慣れた目には、相当な急傾斜地のように映るだろう。

図式は、少なくとも2回の大きな改訂を経験している。3代の図式を同じイェーテボリ Göteborg 旧市街周辺のエリアで比べてみた(下図参照)。左の図が最初の図式によるもので、スクライブ製図の時代にふさわしく、市街地をハッチ(並行斜線)で総描し、道路は二条線の線幅で描き分けている。

中央は、1980年代初めの T4改訂版で採用された図式だ。機械描画に適応させるべく、市街地は均一なアミ掛けにされ、道路は真位置に細い実線を描き、茶色の線で縁取りする独特のデザインになった。

右は、1988年の T5改訂版だ。色版が4色から6色に増えたことに伴い、特に土地利用景に係る表現が細分化された。市街地は中心街、高層、低層住宅地と3段階の色の濃淡で区分され、湿原には冠水するか否かの区別がある。また、先の図式で太線+短線交差式に置き換えられた鉄道の記号が、再び旗竿式に戻されているのも注目される。

Blog_sweden_50k_detail3
図式の変遷
7BSV Göteborg
(左)1967年(中)1992年(右)2003年
Blog_sweden_50k_legend
1:50,000「地形図」凡例の一部
 

2008年に、すべてのシリーズで、図郭の拡張とそれに伴う印刷形式の見直しが行われた。1:50,000では、図郭が旧来の横25km×縦25kmから、37.5km×40kmに広げられた。その上で、これを上下2分割して、両面刷りとしている。地図のマージンには隣接図の一部が薄く刷られ、接続する内容がわかるように配慮された。

1面当たりの収録範囲は拡大したが、用紙は逆にコンパクト化されたため、広げたときに場所を取らない。また、Pretex という耐水合成紙が採用され、印刷方式も、オフセットから少量生産に適したデジタル式(レーザープリンター)に変更された。

1:50,000の場合、新版は全244面で、旧図郭の619面(下注)に比べて6割も減少した。付番方式も変わり、数字と英字に方位を組み合わせた複雑な旧図番(例:2D SV)から、501を初期値とするシンプルな通し番号に置換えられた。なお、「地形図」シリーズは全国シリーズではあるものの、最後まで全土をカバーすることはなく、内陸の最北部では作成されなかった。

*注 イェムトランド Jämtland の山間部(「山岳バージョン Fjällversion」として作成)とゴットランド島 Gotland では、上記とは別に図郭変更(横37.5km×縦25kmに拡大)が先行しており、それを加味した面数。「山岳バージョン」は、2005~08年に1:50,000「山岳地図 Fjällkartan」に置き換えられたため、新版の面数から除外されている。

1:100,000 道路地図 Vägkartan

1:100,000「道路地図 Vägkartan」は青色の表紙で、旧名「ブルーマップ Blå kartan」だ。刊行は1985年に始まり、全土を156面でカバーした。基本的な図郭サイズは、刊行が先行した北部で、1:50,000の4面分に当たる横50km×縦50kmだが、中・南部では横に1.5倍拡張して75km×50kmとされた。

Blog_sweden_100k
1:100,000地形図表紙
(左)「道路地図」シリーズ
(右)「道路地図」図郭拡大版
 

原語の Vägkartan は英訳すれば Road Map(道路地図)だが、この名称はいささか誤解を招くかもしれない。というのも、一般ユーザーが道路地図に期待する地点間距離、ガソリンスタンド、駐車場などの情報は見当たらず、道路番号も幹線道路にしか付されていないからだ。

一方、等高線間隔は低地10m、高地20mで、地形図の要素は万全だ。その上、他のシリーズ以上に主要道路網や、それと市街地との関係はしっかり読み取れる。要するにこれは、道路地図の要素をもった地形図というべきものだ。

特徴の一つは道路区分だ。国道 Riksväg は青、それ以外は赤茶色と、明確に分けられている。加えて、自転車道が緑の実線で、車道に並行する区間でも道路記号の横に律儀に沿わせてある。

もう一つの特徴は、土地利用の配色だ。市街地のオレンジ、オープンランド(野原や畑)のクリームイエローはともかく、森林に、緑ではなくごく薄いクリームイエローが使われている(下図参照)。そのため国土を覆う広大な森林地帯も、図上では不毛の原野と見間違えるのだが、これが道路網を浮かび上がらせる効果を上げている。

1:100,000も、1:50,000と同じタイミングで2008年に図郭拡大と両面印刷化が実施された。その結果、図郭は横75km×縦80kmとなった。新図郭のシリーズは79面で、山岳地図の刊行エリア(北中部の山岳地帯)を除く全国をカバーした。

Blog_sweden_100k_detail2
1:100,000「道路地図」の例
102 Karlstad 2001年
Blog_sweden_100k_detail3
同 ノールランド内陸部
赤紫は湿原、青は冠水しがちな湿原を表す
173 Gällivare 2009年
Blog_sweden_100k_legend
1:100,000「道路地図」凡例の一部
 

1:250,000 概観図 Översiktskartan

1:250,000「概観図 Översiktskartan」は赤表紙で、旧名「レッドマップ Röda kartan」だ。全土を21~23面(下注)でカバーするが、図番10のストックホルム Stockholm は、首都とその周辺を集成した特別図葉で、他の図葉と100%重複している。図郭は中・南部で横200km×縦150kmだが、北部では横270km×縦200kmの拡大版だ。

*注 「レッドマップ」時代は23面だが、「概観図」への切り替えの際に図郭が再設定され、21面になった。

Blog_sweden_250k
1:250,000地形図表紙
(左)「概観図」シリーズ
(右)「概観図」図郭拡大版
 

地勢表現は等高線とともに、ぼかし(陰影)を併用している。等高線間隔は、標高600m以下で25m、それ以上の高度では50mだ。高度モデルから生成されたぼかしは、微地形がよく捉えられており、等高線の精度を補っている。基本的な地形図の要素を保持しながらも、1面に広範囲が収まり、文字通り地域を概観するのに手ごろな地形図だ。

Blog_sweden_250k_detail
1:250,000「概観図」の例
262 Sundsvall 2009年
 

このほか、1980~90年代には、全土を5面でカバーする1:500,000、全土1面で、ポスター形式の1:1,000,000(100万分の1)「スウェーデン Sverige」、さらに北欧諸国(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド、バルト三国)を1面に収めた1:2,000,000(200万分の1)「北欧 Norden」なども刊行されていた。

紙地図廃止に先立ち、2015年から1:50,000とそれより小縮尺の地形図は、オープンデータとして公開されるようになった。専用サイトが構築され、参謀本部地図などの旧版図を含めて、閲覧やダウンロードが可能になっている(下注)。これに対して、オルソフォトと土地区画図のような大縮尺の地理データは、閲覧できるものの、再利用については有償だ。

*注 閲覧サイトについては、「地形図を見るサイト-スウェーデン」で詳述している。

なお、2020年5月現在、廃止図の在庫品がまだ販売されており、ノーシュテッツ Norstedts 社が刊行する地形図(実質的な後継品である印刷図)とともに、かつて国土測量庁の販売部門だったカートブティーケン Kartbutiken で取扱っている。

次回は、ノルウェーとの国境沿いの山岳地帯をカバーしている「山岳地図」シリーズについて紹介する。

(2020年5月21日全面改稿)

■参考サイト
国土測量庁 http://www.lantmateriet.se/
カートブティーケン http://www.kartbutiken.se/

★本ブログ内の関連記事
 スウェーデンの山岳地図
 スウェーデンの道路・旅行地図と地形図地図帳
 地形図を見るサイト-スウェーデン

 デンマークの地形図
 ノルウェーの地形図
 フィンランドの地形図

2010年6月10日 (木)

南アフリカの旅行地図 II

アフリカ大陸南部の地勢を描いた地図(下記サイト)を見ると、白く塗られた山岳部は、南アフリカ共和国に周りを囲まれたレソト王国 Kingdom of Lesotho の領域とほぼ重なっていることがわかる。ここでは川(オレンジ川 Orange River の上流部)は海岸に背を向けて西向きに流れ出るので、その反対側、両国国境の東と南には高度差の大きいダイナミックな地形が広がる。

■参考サイト
南アフリカの地勢図(Wikipediaファイル)
http://en.wikipedia.org/wiki/File:South_Africa_Topography.png

Blog_zaf_tourist_image2
ロイヤル・ナタール国立公園 円形劇場の景観
Photo by Diriye Amey at wikimedia. License: CC BY 2.0
 

ドラケンズバーグ Drakensberg(ドラゴンの山の意)と呼ばれるこの地域は、レソト側が標高3000m前後のなだらかな高原になっているのに対して、南アフリカ側は一気に1000m以上も高度を下げる。大規模な急崖が連なるようすは、あたかも王国を護る堅固な石垣のようだ。このラインは南アフリカのインド洋沿岸と内陸地方を分かって1000kmも延びる大断層崖 the Great Escarpment の一部なのだが、とりわけ両国国境付近では、双方の地勢の違いが際立っている。

Blog_zaf_tourist_map2

レソト領内を流れる川は山中で蛇行を繰り返し(穿入蛇行)、断層崖に接する支流の谷頭は断ち切られて、いわゆる風隙(ふうげき)wind gap になっている。中でも、ドラケンズバーグの最北部にあるロイヤル・ナタール国立公園 Royal Natal National Park の「円形劇場 Amphitheatre」は、この風隙が4km余りにわたって露出した奇観だ(上写真参照)。

たまたま川の流路を縦に裂く形に開析が進んだために、劇場の頂きはみごとに平たく揃っている。両端を押さえる尾根の存在もなかなか芸術的だ。ちなみに世界で2番目に高い滝、断崖の上から947mを落下するトゥゲラ滝 Tugela Falls は、この一角に位置する。

■参考サイト
円形劇場付近のGoogleマップ
http://maps.google.com/maps?f=q&hl=ja&ie=UTF8&ll=-28.7513,28.9098&z=14
世界の滝データベース World Waterfall Database - Tugela Falls
http://www.world-waterfalls.com/waterfall.php?num=2

Blog_zaf_tourist_image3
トゥゲラ滝を俯瞰
Photo by Juniper339 at wikimedia. License: CC BY-SA 4.0
 

ドラケンズバーグの東部一帯は国立公園、禁猟区、自然保護区などに指定され、2000年には世界遺産にも登録されている。同時に、愛好家にとっては、トレッキングをはじめとする山岳レジャーの目的地でもある。先回紹介したバールスケルデル Baardskeerder 社のショッピングサイトで、当該地域をカバーする旅行地図を見つけた。全6点あり、政府機関であるクワズール・ナタール野生生物局 Ezemvelo KZN Wildlife が編集する、いわば公式地図だ(下画像はそのうちの2点)。

Blog_zaf_tourist5
ドラケンズバーグ ハイキング地図
(左)ロイヤル・ナタール
(右)ジャイアンツ・キャッスル Giant's Castle
 

各図とも66cm×96cmの大判用紙の両面印刷で、片面がフルカラーの旅行地図になっている。ベースマップの地勢表現は、地形図ファンも納得する出来栄えだ。官製地図のデータを使用した20m間隔の等高線に、そこから生成したぼかし(陰影)が加えられて、先述した国境両側の地形のコントラストがくっきりと浮かび上がる。三角点、標高点もかなりの頻度で打たれている。一方で居住地は、ラベンダー色の網かけに学校や教会の位置を記号で示しただけの、簡略な表現にとどまる。

Blog_zaf_tourist5_detail
ロイヤル・ナタール図葉の一部
(c) 2010 KZN wildlife
 
Blog_zaf_tourist5_legend
凡例の一部
 

旅行情報は主に国立公園などのエリアに限定しての表示だが、トレッキングルートを6段階に区分し、難所、ジグザグ(道をはずれないよう警告あり)、沢渡りの位置を示すほか、分岐点の番号と次の分岐点までの距離も明示している(右画像は凡例の一部)。宿泊場所の記号では、建物の立面形が山小屋 hutted camps、キャンピングカーの絵はキャラヴァンサイトと、直感的なデザインにしてあるのが興味深い。

一風変わったものでは、音楽記号のフェルマータが山中に点々と置かれている。これは、宿泊設備のある洞穴 overnight cave で、定員も図上に明示されている。どんなものなのかは見ていただいたほうが早い。写真が載っているサイトを一つあげておこう。

■参考サイト
宿泊設備のある洞穴の例 http://www.baviaans.co.za/bakkrans/

一方、地図の裏面は、保護区の解説と入域に際しての注意事項で埋め尽くされている。ブッシュマンの壁画や一帯の地理・環境に関する記事をはじめ、モノクロながら、山の名称を同定できる展望図や、生息する鳥獣や自生する植物のミニ図鑑などたいへん多彩な内容で、一読しておけば格好の事前学習になるはずだ。この地図は、イギリスの地図商スタンフォーズ Stanfords でも扱っている。

ちなみに、表紙の上部に掲げられたロゴで、円形劇場を背景に飛んでいるのは、ヒゲワシ bearded vulture だそうだ。翼を広げると3mにもなる大型の鳥で、同国ではドラケンズバーグにのみ生息している。開発によって草原や森林の消失が進行し、食物連鎖の上位を占める猛禽類の生存環境が脅かされる状況は、世の東西を問わない。

このロゴは、ドラケンスバーグのシンボルを二つ重ねたというにとどまらず、生物の多様性 biodiversity を将来にわたって維持していくという組織のミッションをも象徴しているのだろう。

■参考サイト
クワズール・ナタール野生生物局 http://www.kznwildlife.com/
スタンフォーズ Stanfords による当該地図の紹介記事
http://www.stanfords.co.uk/stock/south-africa-50k-hiking-maps-of-the-drakensberg-mountains/
索引図、サンプル図あり。

★本ブログ内の関連記事
 南アフリカの地形図
 南アフリカの旅行地図 I

2010年6月 3日 (木)

南アフリカの旅行地図 I

アフリカ大陸南端の喜望峰を回って、というおなじみの表現がある。喜望峰は英語で Cape of Good Hope といい、「発見」者のバルトロメウ・ディアス Bartolomeu Dias や、インド洋航路を開拓したヴァスコ・ダ・ガマ Vasco da Gama の名を出すまでもなく、大航海時代を象徴する地名の一つといえるだろう。

Blog_zaf_tourist_image1
ケープポイントから望む喜望峰
Photo by Olli Salonen at wikimedia. License: CC BY-SA 1.0
 

ただし、実際の喜望峰は漢字から連想されるような「峰」ではなく、扁平な隆起海蝕台だ。観光客は2kmほど東のケープポイント Cape Point にある展望台に上って、喜望峰を「見下ろす」のが恒例になっている。むしろこのケープポイントのほうが、標高209mの切り立った山が海に落ち込んで、岬と呼ぶにふさわしいのだが、若干北に位置するため、名誉を獲得し損ねている。

さらに、喜望峰が南端というのも実は誤りだ。ほんとうの最南端は、喜望峰の東150kmにあるアガラス岬(アグラス岬)Cape Agulhas で、そこが大西洋とインド洋を分ける地理上の境界とされている(下図)。しかし、交通の便、知名度の差、そして地形が平板なためにケープ半島 Cape Peninsula(その先端に喜望峰がある)に比べると到達したという達成感に欠けるのだろう。圧倒的多数の旅行者が、アガラス岬ではなく喜望峰をめざす(下注)。

*注 資料によると、2009年の観光シーズン4~6月の訪問者数はアガラス岬4,648人に対して、喜望峰143,896人。("Western Cape Tourism Barometer" Volume 3, Issue 3, 2009. p13-19による。ここでの喜望峰はケープポイントを含む一帯)。ちなみに地元では、喜望峰をアフリカ最南西端と言っているそうだ。

Blog_zaf_tourist_map1
Blog_zaf_tourist1
喜望峰 Cape of Good Hope と
ケープポイント Cape Point の位置関係
高度単位はフィート。官製1:25,000 Cape Peninsula 1932年版より

Blog_zaf_tourist2

ケープ半島の旅行地図では、ナショナル・ジオグラフィック National Geographic のアドヴェンチャー・マップ Adventure Map シリーズに1点ある。図番3200「ケープタウンと半島 Cape Town & Peninsula」だ(右画像)。

メインは縮尺1:55,000の旅行地図で、ケープタウン市街から先端ケープポイントまで、ケープ半島全域をカバーする。地図には居住地、自動車道、トレッキングルート、保護地域が示されるほか、サーフィン、ダイビング、シーカヤック、ロッククライミング、パラグライダー、それにアザラシやペンギンの生態観察など、活動の種類ごとに色分けした記号が散りばめられ、欄外に解説が配置されている。ベースは官製地形図なので、20m間隔の等高線にぼかし(陰影)がついて、地勢表現は申し分ない。

Blog_zaf_tourist2_detail
「ケープタウンと半島」表紙の一部を拡大
 

裏面は、ウォーターフロントを含めて主要施設の名称が注記された縮尺1:9,500のケープタウン市街図と、市街の南にそびえるテーブルマウンテン Table Mountain の1:30,000旅行地図だ。後者は20m間隔の等高線入りで、山を縦横に巡るトレッキングルートが明瞭に描かれている。このようにたいへん充実した内容で、当地域をふつうに旅するなら、地図はこれ1枚で足りるだろう。現地筆頭の地図メーカー、マップ・スタジオ Map Studio が編集しているから、情報の信頼性も期待できる。

■参考サイト
ナショナル・ジオグラフィック「Cape Town & Peninsula」
http://shop.nationalgeographic.com/ngs/product/maps/travel-and-hiking-maps/adventure-world-maps/cape-town-%26-peninsula-adventure-map
 画面左のZOOMリンクで、内容の拡大図を見ることができる。

しかしながら、もう一段詳しい旅行地図も存在する。それは、バールスケルデル(とオランダ語読みしておく)Baardskeerder 社による縮尺1:20,000のテーブルマウンテン国立公園シリーズだ。全部で4点あり、ケープ半島全域をカバーする(下画像、下注)。旧版の表紙には日本語で「おみやげ&ハイキングマップ」と記してあったが、おみやげ地図すなわち粗悪品、と早合点してはいけない。それどころか、詳細情報が何層にも積まれ、色使いや意匠にはご当地色が滲み出ていて、見過ごすわけにはいかない作品群なのだ。

*注 旧版は Hout BayとSilvermine が別図葉だったので、全5点あった。

Blog_zaf_tourist3
バールスケルデル社 テーブルマウンテン国立公園シリーズ
(上)テーブルマウンテン
(下)サイモンズタウン
Blog_zaf_tourist3_legend
凡例の一部
 

まず地勢については、10m間隔の等高線と、高度に応じて連続変化する彩色で表現している。トレッキングルートには区間距離と所要時間を添え、市街の主要建物は用途別に塗り分けて一つ一つに名称を入れている(サイモンズタウン Simon's Town の歴史街区は各建物の竣工年まで!)。旅行地図らしく、海や山のレジャースポットの記号も盛りだくさんだ。

さらに、植生は、ケープ地域特有のフィンボス Fynbos(灌木林)を植物種によって分類表示しているし(上画像はその凡例)、ヴィヴィッドな原色が踊る図飾が、日本の眠たげな配色の地図を見慣れた目には、とても新鮮に映る。

Blog_zaf_tourist4
同シリーズ
ケープ半島
 

このこだわりようは商業ベースの企画ではまずありえないと思ったら、やはり、ピーター・スリングズビー Peter Slingsby という地元の地図製作者が、1972年から改良を重ねてきた自信作なのだった。彼は、良い住所録と同じように、情報量が多い地図ほどよく使われると信じていて、この国の商業地図のあてにならない状況を憂い、自ら調べあげたデータで今も地図を更新し続けているという。

同社からは、彼が製作した、より広範囲をカバーする旅行地図も9点ほど刊行されている。西ケープ州 Western Cape から東ケープ州 Western Cape にかけての南岸一帯がテーマで、縮尺は1:50,000から1:400,000までさまざまだ。わがケープ半島も、このシリーズなら縮尺1:50,000で1枚に収まる(右写真)。

地図のデザインは上記1:20,000シリーズに準じていて、等高線("Day Drives from Cape Town"を除く)と彩色が施された表情豊かなベースマップの上に、旅行情報が満載されている。上述のナショナル・ジオグラフィックとは、縮尺が近く、地形データも同じ出処のはずだが、並べてみると、同じ場所を描いているとは思えないほどのコントラストが見ものだ。

Blog_zaf_tourist4_detail
バールスケルデル社地図
Cederberg Wilderness 図の一部
image from http://www.slingsbymaps.com/maps.aspx
 

次回は、ドラケンズバーグの旅行地図を紹介する。

■参考サイト
バールスケルデル社 http://www.themaps.co.za/
 トップページ > Maps > Tourist Maps / Hiking Maps
 各地図の紹介ページで、表紙写真をクリックするとサンプル地図が見られる。

★本ブログ内の関連記事
 南アフリカの地形図
 南アフリカの旅行地図 II

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

BLOG PARTS

無料ブログはココログ